居場所情報関連義務違反
RTP/TPそれぞれに適用されるルールは以下の通りです。
居場所情報関連義務違反は、次の2種類があります。
①提出義務違反
- 提出期限までに居場所情報の提出がない
- 誤った情報の提出
- 提出された情報が不十分(求められている情報の不足、検査員(DCO)が辿り着くことができない情報)
- 最新情報に更新されていない
②検査未了:「60分時間枠」に指定した時間と場所で検査を受けられなかった場合=検査員(DCO)がアスリートと会うことができなかった場合
RTPアスリートは、居場所情報関連義務違反である「提出義務違反」「検査未了」のいずれかが12か月の間に3回累積すると、アンチ・ドーピング規則違反(ADRV)となり、制裁が課されます。(資格停止期間:原則2年間)
*検査管轄期間(JADA、IF)に関わらず、発生した場合は累積されます。
TPアスリートは、すぐに居場所情報関連義務違反に問われるわけではないですが、居場所情報の提出や競技会外検査の対応がきちんとされていない場合、RTPへ登録変更される可能性があります。